バーの雰囲気を感じさせる「バーカウンター」を設置するオフィスが、IT企業やアパレル会社を中心に増えています。
社内の交流を活発にできて、イベント時にも便利なバーカウンターをオフィスに設置したい、と思う企業担当の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オフィスへの設置を考えている方に向けて、バーカウンターがあるメリットと設置方法を紹介します。休憩や打ち合わせ、イベントにも使える社内バーを取り入れて、居心地の良いオフィスにする参考にしてみてください。
オフィスにバーカウンターがあるメリット
オフィスへのバーカウンターの設置には、さまざまなメリットがあります。なかでも大きなメリットは以下の3つです。
- コミュニケーションが活発になる
- イベント時に便利に使える
- 人材の確保に役立つ
オフィスにバーカウンターを取り入れるメリットを、3つ紹介します。
コミュニケーションが活発になる
バーカウンターを設置する一番のメリットは、社内のコミュニケーションが活発になることです。バーカウンターの設置を検討している企業が求めているのも、社員同士が円滑に交流ができる環境ではないでしょうか。
仕事終わりのお酒や、休憩中のコーヒータイムに社内で気軽に情報を交換できたり、リラックスするなかで柔軟な発想が生まれたり。新しいアイデアが生まれるのは、意外にも勤務外の時間も多いものです。
また得意先や顧客などの来客時にも、バーカウンターがあると便利です。
社内で一緒に1杯のお酒を飲めば、緊張が解けて関係性を良くするのにも役立ちます。
社内バーは、コミュニケーションを活発化させる場として効果的と言えるでしょう。
イベント時に使える
社内イベントを開く場面でも、バーカウンターがあると便利です。
イベント用の場所を確保しなくても、バーのスペースで行えばスムーズにはじめられます。お酒をみんなで飲むイベントならそのままバーとして使い、お酒を飲まない場合でも、カジュアルな雰囲気で意見を出し合える空間として活躍します。
人材の確保に役立つ
社内バーは人材の確保にも活躍します。良い人材を確保するには仕事内容だけではなく、「この会社で働きたい」と思ってもらえるプラスの要因が必要です。
「社内にバーがあるオフィス」は注目度も高く、会社を選ぶ基準としてはとても魅力的です。福利厚生として取り入れれば、社員のモチベーションの向上にもつながるでしょう。
バーカウンターを取り入れることで、たくさんの人に「働きたくなる会社」として認識してもらうことに役立ちます。
バーカウンターのあるオフィス事例
オフィスのバーカウンターといっても、どんなものなのかイメージがつきづらい方もいるのではないでしょうか。
魅力的なバーカウンターのイメージを、以下の事例からみてみましょう。
オフィスのインテリアや雰囲気に合ったアイテムをバーカウンターにも取り入れることで、統一感を持たせつつ、開放的なオフィス空間を演出できるでしょう。
オフィスにバーカウンターを設置する方法
オフィスにバーカウンターを設置するには大きく2つの方法があります。
1.工事が必要なケース
バーカウンターにシンクや製氷機を設置する場合は、オフィスの現状によっては水回りなどの設備工事が必要です。またバー周辺の空間ごと雰囲気を変えたい場合は、壁紙や床材などを張り替える工事が必要になります。
自由自在にイメージを変更し、理想のバーカウンターを設置できるのがメリットですが、費用の幅が広く工事期間が長くかかることへの考慮も大切です。
2.工事が必要ではないケース
造作家具や既製家具を置く方法の場合は、大きな工事の必要はありません。
造作家具なら設置したい空間に合わせて、素材や形状・大きさなどイメージにピッタリのカウンターを設置できます。また既成家具なら造作家具より費用が安く、実際に色や雰囲気を見ながら選べて時間もかかりません。DIYで好みのカウンターを制作することもできますが、時間や人材などリソースの確保が必要になります。
費用や設置するまでの時間を考慮して、納得する方法を選ぶといいでしょう。
まとめ
オフィスにバーカウンターを設置する良さは、社内のコミュニケーションが活発になり、居心地の良いオフィスを実現できることです。
ほっと一息つけるバーカウンターがあれば、気持ちの切り替えもスムーズにできてモチベーションも上がるはず。
社内バーを取り入れて、「働きたくなる」オフィス環境を目指してみてはいかがでしょうか。