近年サービスが拡大している、高品質なオフィス家具をリーズナブルな価格でレンタルできる家具のサブスクリプションサービス。
一時的なオフィス移転や、成長スピードが早いベンチャー・スタートアップ企業の頻繁なオフィス移転では、家具購入のコストは気になるところです。
また、短期間の単身赴任や在宅ワークのためにデスクやチェアが欲しいという方や、憧れのあのオフィスチェア、購入するには高いけど月々リーズナブルな価格で試せるなら使ってみたい!という方も多いのではないでしょうか。
そういったときにコストを抑えるためにもオフィス家具レンタルのサブスクサービスは有用です。
本記事では、オフィス家具レンタルのサブスクのメリットとデメリットから、おすすめのサブスクサービスについてご紹介します!
オフィス家具のサブスクリプションサービスとは?
オフィス家具のサブスクリプションサービスとは、一定期間ごとに決まった料金を支払うことで、オフィスに必要な家具をレンタルできるサービスです。
通常、オフィス家具を購入するとなると、一度に大きな費用がかかる上に、家具の管理やメンテナンス、不要になった場合の処分にもコストがかかります。
一方で、サブスクリプションサービスでは、必要な家具を必要な期間だけ借りることができ、メンテナンスや処分などもサービス提供者が担当するため、コストが削減できます。
また、オフィス家具のサブスクリプションサービスでは、家具のレンタル期間や家具の種類、数量などを柔軟に調整することができるため、オフィスの拡大や縮小、レイアウトの変更などにも対応しやすく、効率的な運用が可能です。
最近では、特にフレキシブルなオフィススペースを必要とするベンチャー・スタートアップ企業やフリーランスなどを中心に、オフィス家具のサブスクリプションサービスが注目されています。
オフィス家具のサブスクとリースの違い
従来のオフィス家具のリースは2年以上の中長期の利用を想定したサービスです。
利用期間によってはコストを抑えられるメリットがありますが、契約期間中の中途解約ができなかったり、できたとしても違約金がかかったりしてしまいます。
一方で家具レンタルのサブスクは最低1日〜2年ほどの短期利用を想定したサービスが主流です。
増員のスピードが早く、フレキシブルなオフィススペースを必要とするベンチャー・スタートアップ企業やフリーランス、一時的な単身赴任や在宅ワークのためにオフィス家具を揃えたいという個人の方に向いているサービスと言えるでしょう。
オフィス家具レンタルのサブスクは、これまで主流であったリースよりも気軽に利用することができ、「所有」ではなく「利用」に焦点を当てている点が特徴です。働き方のバリエーションが増えた現代にフィットしたサービスです。
オフィス家具サブスクサービスのメリット・デメリット
メリット
- コスト削減:サブスクは一度に大きな家具購入費用を負担する必要がありません。家具のメンテナンスや修理、処分もサービス提供者が行ってくれる場合があり、コストを削減できます。
- 柔軟性が高い:従来のリースに比べて契約期間が柔軟で、必要な期間だけ利用することができます。また、オフィスの規模や業務変更に応じた家具の追加や変更もしやすいです。
- 購入前に家具を試せる:購入を検討している家具をリーズナブルな価格で試すことができます。契約期間満了後にそのまま購入できるサービスもあります。
- 環境に配慮:家具の再利用やリサイクルを積極的に行うことで、環境に配慮した事業運営が可能です。
このように、オフィス家具レンタルのサブスクサービスは、コストを抑えられる点や柔軟性が高い点に大きなメリットがあります。
居抜きオフィスと同時にオフィス家具レンタルのサブスクを利用すれば、初期費用を大きく削減しながらオフィス環境を整えることもできますよ!
デメリット
- 長期で利用すると定価よりも高くつく:長期間利用すると購入するよりもコストが高くつく可能性があります。
- 品質やデザインが制限される:中古・新品を選べなかったり、希望の家具の種類やデザインがなかったりする場合があります。
- 対応していない地域がある:サービスによっては対応していない地域があります。
- 解約すると手元にモノが残らない:サブスクでは家具をレンタルしている状態なので、解約すると家具を返却しなければならず、手元にモノが残りません。
オフィス家具のサブスクサービスは2年ほどまでの短期利用を想定した価格設定となっているため、長期間利用すると定価で購入するよりも高額になってしまう場合があります。
サービスによっては定価を上回らないような価格設定になっていたり、契約期間満了後にそのまま自分のものにできる場合もあるので希望の契約期間と照らし合わせてチェックしましょう。
また、玄関や階段などの経路が狭く搬入できない場合はレンタルできない上に配送手数料だけがかかってしまうということも……。大きな家具・家電については搬入経路を確認してから注文しましょう。
オフィス家具レンタルのサブスクはメリットも多くありますが、ニーズによっては適さない場合もあるので利用する前に利用条件やコスト、サポートの範囲を確認することが重要です。
おすすめオフィス家具サブスクサービス10選
【PR】subsclife(サブスクライフ)
subsclife(サブスクライフ)は人気ブランド家具やデザイン家具の新品商品を好きな期間、リーズナブルな月額料金で利用できるサービスです。
支払い総額が定価を超えないというのもうれしいポイント。
Knoll、HermanMiller、vitraなどの有名オフィス家具ブランドや、JOURNAL STANDARD FURNITUREやBALMUDAといったデザイン性の高い家具・家電ブランドをラインナップしています。
オフィス家具だけでなく住宅向けの家具・家電も充実していて、お財布にやさしい月額制のため、幅広い世代の方に支持されています。
利用期間は3ヶ月〜2年の間で自由に選ぶことができ、気に入った家具家電は購入も可能です。購入しない場合は返却となりますが、回収に来てくれるサービスもあるのでユーザーの負担になりません。
subsclife(サブスクライフ)はレンタルと購入のいいところ取りができるシステムと家具・家電のサインナップの豊富さで、家具レンタルのサブスクの中でも人気の高いサービスとなっています!
無印良品
無印良品の月額定額サービスは幅広い品揃えと高品質が人気の無印良品の家具の中から、必要なモノを必要な期間だけ利用できる月額定額サービスです。
主張しすぎない洗練されたデザインの無印良品の家具。今のオフィスが無機質すぎる、温かみがほしいなどというときにプラスするといいかもしれません。
もちろん住宅のインテリアとも馴染みの良いデザインなので、短期間の在宅ワークや単身赴任など、必要だけど購入するほどではないというときにもぴったりのサービスです。
最低契約期間は1年間で、最長4年間までの期間を選ぶことができます。
契約年数が長ければ長くなるほど月額利用料が安くなるのも魅力的です!
CLAS
CLASは初代バチェラーの久保氏が代表を務めていることでも有名な家具・家電レンタルのサブスクサービスです。
住宅向けの家具が充実していて、リーズナブルにおしゃれなアイテムを揃えたいという方に支持されています。
オフィス家具のラインナップには、WEB会議にも最適な大型モニタやプロジェクターといった商品もあり、常設するほどではない一時的に必要なオフィス家具の追加にも適しています。
注文時に組み立て、設置オプションを追加すれば商品の組み立て、設置から梱包材の回収までまるごと対応してくれます。
返却時もインターネット上で手続きをすれば集荷に来てくれて、梱包が不要なのも便利!
家具・家電の購入ができない点と、配達予定日時の不在や住所の不備などで配達ができなかった場合に手数料が発生する点に要注意です。
flect
flect(フレクト)は、オンライン通販大手のdinos(ディノス)が運営する購入検討型の家具レンタルサービスです。
提供商品はすべて新品で、人気のオフィスチェアブランド、エルゴヒューマンやHerman Millerなどもラインナップされています。
オフィスチェアは人によって相性があるとも言われます。オフィスチェアは高価なものも多いため、購入してから後悔しないためにも購入前のお試しにおすすめのサービスです。
こちらは購入前に実際に利用して検討するためのサービスで、一時的な利用目的でのレンタルには向きません。
STYLICS
STYLICS(スタイリクス)は「レンタルもできるインテリアコーディネートショップ」というコンセプトのサービスです。
主に住宅向けのサービスで、国内外500ブランド、10万点という豊富なラインナップが魅力です。
サブスクサービスには珍しく実店舗を構えており、実店舗でインテリアコーディネーターと直接面談して相談することができます。
コーディネーターのスキルを手軽に利用できるよう、相談料は実質無料。
在宅ワークやSOHO向け家具の相談をしたい方におすすめです。
最低利用期間は2年からですが、3年以内に購入すれば定価よりもお得に利用することができます。
3年までは支払い総額が定価を超えないのもうれしいポイントです。
サブスクバスターズ
サブスクバスターズは低価格で高品質、豊富な在庫のオフィス家具のレンタルを行なっている、レンタルバスターズが運営しているオフィス家具のサブスクサービスです。
豊富な品揃えを特徴としている他社サービスに対し、サブスクバスターズはコクヨ、オカムラ、内田洋行、イトーキといった高品質な国内4大メーカーの優良商品を中心にラインナップしています。
最低3ヶ月間の利用後は中途解約が可能で、利用期間を柔軟に調整できます。
対応エリアは全国で、最低3日で納品・設置が可能なスピーディーさも魅力です。
@サブスク
@サブスクは国内最大級のオフィス家具メーカー、イトーキのグループ会社であるイトーキシェアードバリューが運営する、法人向けオフィス家具のサブスクサービスです。
イトーキ製の高品質なオフィス家具を毎月3,000円/人といったリーズナブルな価格で利用できるのが最大の特徴。
最低利用期間は3ヶ月で、利用期間の延長を重ねるほど、契約期間に応じてレンタル月額費用を減額することができます。
現在は首都圏のみの対応のほか、新品と中古が選択できない点と利用審査がある点に注意しましょう。
Kaggレンタル
Kaggレンタルは、Kagg.jpで販売中のオフィスチェアを1点から利用できるオフィスチェア・デスクのサブスクサービスです。
有名オフィス家具メーカーの人気モデルから最新商品まで、幅広いラインナップが特徴で、高級オフィスチェアも手の届きやすい価格で使い始めることができます。
すべて新品というのも嬉しいポイント。
始めるのに必要なのは1ヶ月分の月額料金のみ。送料無料(「階段での搬入」などの有料オプションを追加した場合を除く)です。
また、必要な時に必要な数だけ、1点からレンタルが可能です。最低利用期間は定められておらず、不要になったらいつでも返却でき、柔軟な利用が可能です。
リモートワークの普及によるユーザーからの声で、対象エリアが首都圏から全国に拡大しました。
フリーランスや在宅ワークがメインの方が自分に合ったオフィスチェアを探したいというときにもおすすめのサービスです。
FITTINGBOX
FittingBox(フィッティングボックス)は豊富な実績と経験を持つオフィス空間デザインのリーディングカンパニー、インターオフィスが運営する個人および法人向けの家具レンタルのサブスクリプションサービスです。
ラインナップはKnoll、Muuto、Vitra、Artekといった国内外の高品質ブランド。
豊富なラインナップの中から専門のデザインスタッフがレイアウトからアレンジまで一貫して提案してくれるため、安心して任せることができます。
基本プランは最低契約期間6ヶ月、アイテムの自由度が高くカスタムしやすいプランである「FIX PLAN」と、最低契約期間2年、FIXプランと比較して安価なセットアッププランである「PACKAGE PLAN」があります。
まとめ
オフィス家具サブスクリプションのメリットとデメリットから、おすすめサブスクサービス10選についてご紹介しました。
通常、オフィス家具を購入するとなると一度に高額な費用になりがちです。
また、管理やメンテナンス、不要になった場合の処分にもコストがかかります。
一方でサブスクサービスなら必要な家具を必要な期間だけ借りることができ、メンテナンスや処分などもサービス提供者が担当してくれるためコストを削減できます。
最近では特にフレキシブルなオフィススペースを必要とするベンチャー・スタートアップ企業やフリーランスの方も増えており、家具のレンタル期間や種類、数量などを柔軟に調整できるサブスクサービスの人気が高まっています。
オフィス家具のサブスクの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!