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ミッドセンチュリー家具をオフィスに取り入れてみよう!

こんにちは。

ミッドセンチュリー家具を探してリサイクルショップを巡ることが趣味の建築学生です。1か月間木下商会でインターンとして働きました。

大学進学を機に上京してきた私にとって東京はミッドセンチュリーの宝庫。リサイクルショップの片隅に眠るきらきらした家具たちに感激したのを覚えています。

では、そもそもミッドセンチュリー家具とは何を指すのか。この記事を読んでいる皆さんは既にご存じかもしれませんが、さらっと説明しますと、ミッドセンチュリー家具とは1940年代~1960年代につくられた家具のことを指すといわれています。日本では、1990年代~2000年代前半にミッドセンチュリーブームが巻き起こりました。実は私の父親もちょうどその世代。家には当時、心躍らせたと思われるミッドセンチュリー関連の本が数多く残っています。

さて、もともと手頃な価格で販売できるようにと制作されたミッドセンチュリー家具でしたが、生産終了やその価値に再度注目が集まったことにより、近年ではなかなか手が届かない存在になってしまっているのも事実です。

しかし、リサイクルショップなら掘り出しものに巡り合うことも。価格を抑えながら今もなお愛され続けるミッドセンチュリー家具をオフィスに取り入れてみてはいかがでしょうか。ということで今回は、都内おすすめのリサイクルショップを紹介します。

最初にご紹介するのは、東京リサイクルインプション。世田谷を中心に都内6店舗を展開するリサイクルショップです。取り扱いは北欧家具からヴィンテージ家具までと幅広く、ミッドセンチュリーではハーマンミラーやフリッツハンセンなどのブランドがあります。また、店舗によって商品の雰囲気が異なるのも大きな特徴です。チェアーを探しに行くなら学芸大学店、よりマニアックな家具との出会いを求めるなら下北沢店がおすすめです。

続いては、総合リサイクルショップRecycle Gallery NEWs。こちらも東京をはじめ12店舗を構えた豊富な品揃えははなんといってもお手頃な価格が魅力のお店です。雑貨から洋服まで様々なものがぎっしりと並んでいますが、よく見ると机の下にボビーワゴンが置いてあったり…。ぜひ店舗に行って掘り出しものと出会いに行きましょう。

最後に、「オフィスに映えるミッドセンチュリー家具」としまして私の独断と偏見で選んだ家具を3点ご紹介したいと思います。

・ハングイットオール

名前の通り何でもすぐにかけられる優れもの。カラフルなハングイットオールが有名ですが、ブラックならシックなオフィスにもマッチします。

・マシュマロチェア

可愛らしいフォルムのソファ。ハーマンミラー社のデザイン部長だったジョージ・ネルソンの作品です。

・スワンチェア

白鳥が羽を広げた姿に見えることから名づけられました。休憩時などに心地よい包まれ感を体験することができます。

今回は大学生の目線からミッドセンチュリー家具について書かせていただきました。オフィスを彩るインテリアたち。今週はリサイクルショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。